─ほんとうの悪役は?

可哀想なヒト

"人間"と"元天使"投下場所

「元天使」と「人間」の設定はここへ


─必須項目─
【名前】フリガナも
【性別】男装女装可、不明無し
【種族】天使、悪魔、人間、元天使
【年齢】18より上
【性格】なるべく細かく
【容姿】なるべく細かく、メーカーや自作のイラスト使用可
【魔法】チート不可、人間のみ一つ(元天使と天使、悪魔は二つ)、被りOK(被る場合は相手に相談しましょう)
【武器】一人一つ(双剣など2つで1つのものは「1つ」とします、被りOK)
【備考】
【SV】最低3つ


テンプレ
【名前】【性別】【種族】【年齢】【性格】【容姿】【魔法】【武器】【備考】【SV】


─任意での追記項目─
【関係募集】【職業】【好きなもの/嫌いなもの】【誕生日】【一人称/他人称】【過去】【主に出没する場所】

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さん (886k1egx)2022/2/20 17:57 (No.15251)削除
「生きたいとは思えないけど、死にたいとも思えない」

【名前】Lucitaria=Burton(ルシタリア=バートン)

【性別】男

【種族】元天使

【年齢】23(自称)

【性格】
彼に対する性格の特徴を1つだけ唱えるとするなら、それは常人の域を逸脱した"胆力"にある。生まれついてから逸脱した胆力を持っていた訳では無い。ただ、彼の場合は様々な紆余曲折を経た故の、残りカスのような結果にすぎない。"あの時"以上に悪くなる事など早々無いのだし、人間だとか悪魔だとか天使だとか、外の世界に怯えていても仕方ないのだし、弾圧され隷属する運命から逃れられぬ自分だからこそ諦めてしまった。味わった絶望という釣り瓶は深く、そして暗いのである。なまじメンタルが金剛石故に、人よりも"人間らしい"と言えるのかもしれない。故に彼は心折れぬ。そんな彼に残された"よすが"とはなんなのだろうか。

優しいか優しくないかと問われてしまえば「意地悪だが優しい」と答える人は多いという。胆力があり肝っ玉が据わっている分、並大抵のことではあまり動じる様子が見られないが、根が真っ白で素直な為、年齢とは似ても似つかない子供らしい1面も垣間見える。故に、自暴自棄に走ることも多いようだ。

しかし、そんな彼でもこの世界を生きる為に身につけたクズな部分は備わっているらしい。生きる為なら他者の命を弄んでも構わない、面倒になったら"葬魂"すればいいだけの話なのだから。この世界で命のひとつが消えてしまったところで、誰も気にとめやしない。もちろん、それは彼自身にも当てはまる。"昔の出来事"のおかけで、今でも色褪せることの無い思い出という名の記憶はアルバムに刻まれた1ページの中に、そして褪せた記憶は血の色をした文字で綴られ真新しく、真綿のような棘を孕む。彼は元天使にはやたら優しく慈愛を見せ、しかし必要であれば率先的に殺めるようだ。そこに理由は特に無いらしい。ただ、愛してるから殺す。その一方で、人間や悪魔にはどことなく冷たく、天使に対しては"哀れみ"を抱くのだが、殺めてしまおうという気持ちにはならないらしい。そこにある矛盾、そして純粋な心を人は「同族嫌悪」と呼ぶ。

【容姿】黒という名の漆黒は、何処か人工的な色をしており"染めた"ということが一目瞭然だ。元の色が何を示しており、そして見たくないものとして彼が変えてしまったのかは謎のまま。少々乱雑に切られたそれはロクな手入れなどされておらず、前髪ともみあげの3箇所のみ伸びている。顔立ちは酷く整っているのだが、言動のせいで台無し。睫毛が長いせいか、シン、と静まり返った空間では瞬きをするとパチパチと音が鳴る。煩わしい。瞳はどうすることも出来なかったのか、月のような金色をしており、それは月明かりで淡く光ると同時に、太陽の陽射しで夕暮れのようになるとか。しかし、今はあの世とこの世が常に交わる"黄昏時"のみの世界、彼の瞳は良くも悪くも光の加減で黄昏時のような暗闇を映している。白い陶器のような肌は最早病人のそれ、細く長い手足からは想像も出来ないほどの怪力を有しているようだが、発揮される場面は少ない。弓を扱う為か、手のひらを半分程隠す程度の革手袋を着用しており、よく見れば少し草臥れている。愛用している証拠なのだろう。身長は165cmと小柄。体躯も合間り少々頼りなく見えてしまう。黒の肌着はノースリーブ、動きやすさと涼しさを優先したらしい。その上にファーの着いた真っ赤なレザーコートを羽織る程度のオシャレ意識はあるらしい。両耳に携えた金の輪のピアスは"最初に葬儀を行った際に金品と引き換えにいただいたもの"らしく、思い入れが無いにも関わらず着用。無頓智とは言い難い。ベルトを2本巻き付けたズボンはシンプルだ。コート裏の腰元に2本の弓剣を隠しており一目見ただけでは手ぶらに見える。


【魔法】

『祈りの代償 -Labyrinth-』
──いつ終わるの?

自身の"寿命"を魔力へと変換させる諸刃の剣。必要に迫られた時にだけ使用する"生きる為に生きる時間を捨てる"魔法だ。なんとも矛盾した力ではあるものの、特異な特徴の一つに、己の寿命を対価に相手に魔力を分け与える事もできる。

彼に残された時間は、果たして幾許なのだろうか。



『葬魂の慈悲 -Soul Eater-』
──無条件の愛、つまりI Love You.

単純明快に言うなら「灼熱の劫火」である。彼曰く、以前は命の尽くを焼き尽くすまで永続して燃やし続けることが出来たと言っているが、今ではそんな事死んだって出来やしない。残念かな、そんな事を言っても全く信用されない。そもそも、燃やし続けることが出来る理由の1つが"命の時間"という火種が必要という点と、己が"天使"でなければならないからである。"元天使"にそんな芸当出来やしないのだし、人間として生活しているのならタチの悪い冗談と受け取られて当然なのだ。そんな彼が堕ちた瞬間に残ったのは、天使だった頃の残りカスで造られた劫火で形成された鎌くらいである。魂喰らいの劫火の鎌は、魔法を使用している間にだけ使用することが出来るが、連なる条件として「使用するにあたって対象の血」が必要。血に触れれば「相手の命の時間」に反応し、劫火の鎌が形成される。もちろん、それは"己の血"でも良いのだ。
刈り取る命は慈愛の象徴。曰く「Tamen tē amō.」
──それでも君を愛す。

【武器】弓剣
仕掛けにより弓にもなる両刃式の剣2本。両手に持てば双剣になり、柄を合わせれば弓へと転じられる物。弦と矢は己の魔力で生み出す事が出来る。

「え?弓は射るものだって?やだなぁ、弓は斬るものだろ?…まぁ剣も弓も苦手なんだけどさ。魔法の方が得意、って感じ」

【備考】
本人もドン引きしてしまう程の霊媒・霊感体質。これは彼が扱う魔法に起因するもので、それは唯一残った彼自身のただ一つの証明の他ならない。
あらゆる天使の上に立つ存在、天使長「ルシファー」であった事の証明なのだ。しかし、今の彼は"元天使"。つまり、そんな肩書きは遠い昔の話なのである。ちなみにその頃からのあだ名は「ファーさん」である。

体質故か、彼が人差し指と親指で「窓」を作るとそこには…。


「視るかい?」


【SV】「どぉもぉ〜!葬魂葬儀葬送屋のルシタリアくんでぇす。……え、葬儀屋に見えない…?」
「遺体があるって聞いたんだけど、それってお前?それともお前?」
「ピースじゃねぇよ2万寄越せって意味だよ」
「営業時間外の営業妨害断固拒否、定時退社がモットーなんで残業しません。けど、なにか?」
「I Love You.」
「え、将来オレに葬儀をしてほしいって?やーなこった!未来の取り立てなんて拒否拒否〜!ついでにあかんべーしてやるよ」
「いーーっだ!面倒ごとはゴメンだね!ブラック企業じゃあるまいし、中指立ててやるよ!!」
「赤って格好よくない?好きなんだよな、嫌いでもあるけど」
「オレは基本的に誰も信じちゃいない。その代わりと言っちゃ何だが…心の底から愛してるぜ」
「無理ー!!嫌すぎーー!!!」

【職業】葬儀屋、ギルド(下っ端)

【好きなもの/嫌いなもの】
好き
嗜好品(酒やタバコなど)、葬魂、葬儀、サボること

嫌い
面倒な事、姉、仕えていた主神、人間、ギルドマスター、アガルタ、世界、裏切り、深淵、野菜(特に人参)、晴れ晴れとした晴天

【過去】「両手で器を作っても、手の中に残る水なんてたかが知れている」
「そうして零れた水を掬い出そうとして」
「結局、自分も零れて消えていくんだ」
「被造物は造物主を無条件に信頼し、無条件の愛を注ぐ」

「けど、造物主は、被造物を愛しはしない」
「仲間の死に際に現れるオレの姿はきっと死神だろうさ」
「造られた意味が知りたい、何のために生まれたのかその意味が知りたい」
「そうした"信仰"を信じてたんだ」

「生きとし生けるものが、死を迎えるその瞬間まで…命の尽くを業火で焼いたことはある?」
「オレはあるよ」
「人間にも主神にも、愛されてたからね」

「…お前はさ、愛する人のために…その愛を手放すことができる?」

【主に出没する場所】ゲドランタ、アガルタ、ルオン都市より離れた辺境にある廃村「ファエル教会跡地」によく出没する

「こんな掃き溜めに、何の用だい?」
「ここは、戦争終結の際に真っ先に蹂躙された"天使ルシファー"と主神を信仰していた教会だぜ?」
「さっさと帰んな。元天使って疑いかけられちまうぞー?」


【関係募集】
ルシタリアの姉(天使でも元天使でも可)
友人(種族問わず)
同じギルドの仲間で相棒(種族問わず)
葬儀屋見習い兼弟子(種族問わず)
メーカーさんよりお借り致しました!(https://picrew.me/share?cd=h0Gc9xLm5S)
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返信0
さん (88bi3wzy)2022/2/16 23:51 (No.14982)削除
【名前】
Alto・Shudel(アルト・シューデル)
[あだ名]アシュー、アル等
【年齢】19
【性別】男
【種族】人間
【性格】色々はっきりとした印象。全ての人をあんまり信用しておらず、元天使だとか天使だとかに染み付いた不信感と嫌悪感はあるが、それを酷に扱う極端な人間もそれはそれで嫌いである。悪魔に廃人にされた奴も見てきたので悪魔にも不信感があり、今のところ誰も信じられない。ツンケンしているが、死にそうな誰かを見捨てるとか、極端な事はしない。
生まれつきで血の酷い恐怖症を持ち、同時に過度のマトフィリアであり、自分でも最悪の体質と思っていて、自分の事も嫌いである。とある富豪の養子として生きる為に色々苦労してきていて、かなりひねくれていたりと、色々難がある為、友達以外に笑顔を見せることも珍しい。
【容姿】薄い茶髪に緑色の目と、いつも顔は顰めっ面をしていても分かる、綺麗な顔立ち。少し背は低いが、誤差程度。服は布を上に被っていて、身なりは良くない風。いつもはフードを深く被っている。

画像参照
【魔法】[鉛に花束]
周囲一定範囲の金属製、鉄製のものを花に変える。変えるものは任意で、指定も可能、また、武器や銃火器も金属製、鉄製であれば弾丸も刃物だって花に変わる。地面も車も、金属製であれば花に変える。また、過度に魔法を使い過ぎると鼻血が出たり、頭痛が酷くなって動けなくなったりする。
金属製でない、プラスチック、木製のものに効果は無く、花は元に戻せない。
【武器】リボルバー(弾は入ってない。)
脅す時に使う様であり、弾は持ち歩かず、入ってない。
【備考】彼は全てを嫌悪している訳では無く、心を許せる相手をかなり限っているだけである。元天使と人間の区別は特につかないし、ほぼ無いと思っている。
そんな彼に皆良い顔をしないし、彼も良い顔をして欲しいとは思わない。
彼のマトフィリアも血恐怖症も、生まれつきである。孤児院出身の養子の為、親の顔は知らない。
彼は血やグロが駄目ですが、背後は大丈夫ですので、御安心ください。

【過去】
孤児院にて孤児として育ち、12位でとある富豪に養子として迎えられるも、女の子と間違われていた事が後に分かる。その家には息子が沢山おり、跡継ぎ争いに巻き込まれれば死んでしまいそうだし、孤児院には二度と戻りたくない為、女のフリをする事に決めた。
その家に居れば自然と、自分のコンプレックスである血に関する事が内でばれ。
大きな水の無い水槽に入れられ、遊ばれるようになった、血を注がれれば悲鳴も上げられないまま、震え、顔を隠すしかない。ぐるりと回る視界は赤く、それが酷く妖艶で、そしてとても怖い。酷い呼吸で必死に喘いで、赤黒い底で泣き強ばる彼を、家族になろうと言った彼等は、面白そうに見ていた。それは殴られ蹴られるより、羞恥的で怖い、絶望があった。その後、二度とあんな思いをしたくない為、うんざりして家出をする事に。
伸ばしていた髪は切って、必要なだけ服とお金を持ち去って、その他の家の金庫の中身を花に変えて。

「ざまぁみろ、ばーか」

……という事で、今に至る。今はよく分からないまま、とある人物にお世話になっている。
【好き嫌い】
[好き]動物、友達、…血
[嫌い]暴力、血、悲鳴
[苦手]血、炎

【一人称/他人称】
僕、俺/君、お前、(名前)

【関係募集】
・友達(種族性別問わず)
・家出してる彼の面倒見てくれる方
(種族性別問わず)
・彼の過去に関わりのある方
(義理兄弟、または同じ孤児等)

他にも何かあれば気軽に!

【SV】
「…僕…?アルト・シューデルだけど……僕になんか用?…なら手短にお願い」

「…その傷で無闇に近寄らないでくれる?僕にも色々事情があるんだ、詳しくは言わない。利用されるのは嫌だから。」

「…君が良い奴である事を願うよ。」

「……僕は観賞用の人形じゃないんだ、あんなところには絶対戻らない。」
アルト・シューデル
さん (88bi3wzy)2022/2/17 01:07
【関係構成】
サミュエル=ルナールは親友であり、彼にとっては数少ない友達の中の友達である。とても大切。
さん (88e72vap)2022/2/18 21:06削除
【関係構成】
シュガー・クラークには、寝床を提供してもらっている。安心して帰れる彼の居場所。貴方に会えて良かった。
返信
返信2
春日さん (886u3j57)2022/2/16 01:21 (No.14893)削除
____彼女は孤独と死を嫌った。
____それゆえに、抗うことをやめたのだ。

【 名前 】
Franziska・Fine・Ostwald
( フランツィスカ・フィーネ・オストヴァルト )

愛称 → フラン、フレン

※ 普段はファーストネームのみを名乗る。

【 性別 】女
【 種族 】元天使
【 年齢 】21

【 性格 】
従順で礼儀正しく無機質な元天使。

誰に対しても物腰を低く対応し、相手からの申し出はどんな屈辱的な内容であれ基本的に断ることはない。与えられた命令と時間に厳しく、魔法に使う懐中時計は常に持ち歩いているほど。秒単位で測る生き方は「 まるでロボットみたいだ。」と揶揄されることもある。

その佇まいは良家の子女の如く凛としており、腰の低さも一種の礼儀作法だと錯覚するほど。表情がどこか貼り付けた仮面のように見えるのも、立ち居振る舞い次第で優雅に見えるものである。
ただし年頃の女性らしい機微には疎く、色恋沙汰はとんと駄目。彼女にとっての可愛いの基準もやはりズレているが、本人はさっぱり気付いていない様子。

誰かに仕えることを1番に据えており、相手が望むのであれば自分の身体も心も捧げ、その性根や好悪も相手に寄り添おうとするだろう。
真っ直ぐに自らの飼い主を見つめ、愚直なまでに飼い主へと仕える。自分から奴隷であろうとする様は、天使としての気高さをどこかに置き忘れてしまったよう。

酷く温厚で声を荒らげることなど滅多にない。
____しかしそれは、彼女の『 飼い主 』に牙を向けなければ、の話だ。

さて、彼女が誰かに仕える理由は全くもって単純で『 死にたくないから 』である。

彼女は死ぬことを非常に恐れている。自分の生命が最優先。場合によっては同胞である元天使すら切り捨てる非情さを持つ。
死にたくないから他人に頭を下げる。
死にたくないから自分を捨てる。
その在り方は生き汚いと言っても過言ではない。
死なないためには、様々な欲望と引き換えに自らを保護してくれるひとが必要だ。そう考えたフランは、自分の全てを捧げる『 飼い主 』を探しているのだった。

どんな欲望にも対応するべく、家事仕事全般から怪我の治療、薬品の調合、ピアノの演奏、ベッドでの性技、カジノでのイカサマまで独学で習得。何だか少しズレているような気もするが…………。

飼い主となる存在がいない間は、レンタル使用人( 奴隷ともいう )として様々な人の間を渡り歩いている。その期間が、1番彼女にとって危険なタイミングだろう。

真面目で冷静さを崩さない彼女だが、アルコールの類いに弱かったり、ホラーっぽいものに悲鳴をあげたりする女の子らしさは持ち合わせている。ただしこの面は、自らが主と定め心を許した相手にしか見せることは無いはず。

余談ではあるが、自分の生死と同じくらいフランは『 孤独 』を嫌う。
死にたくないなら人に見つからぬよう逃げればいい。それをしないのは、彼女が独りきりを嫌う故だろう。
「 独りで死を迎えることは、何をされることよりも怖いことであると、私は思うのです。」
そのため、見つけた飼い主に対しては依存に近い盲目的な愛情を抱く。


【 容姿 】
精巧に作られた人形のような容姿。
あどけない顔立ちは、笑えば百合のように、表情を抜けば氷のように魅せ方を変える。

さらりと腰上まで伸ばされたストレートヘアを後頭部でシニヨンにまとめ、飾り気のない黒いリボンで留めている。前髪は目にかからぬ辺りで乱れなく切り揃えられ、きっちりとした印象。色はくすんだライラック。
眠たげな垂れ目は長い睫毛に縁取られ、まるでクリスタルを嵌め込んだように見事なシルバーホワイト。

身長は158センチ。力を込めれば折れそうな体躯に、女性らしく膨らんだ部位。身体に目立った傷はないが、唯一 右足首に『 切り落としてから繋ぎ合わせた 』ような傷跡がある。それが原因かは不明だが、フランはあまり走ろうとしない。

飾り気のない黒地のシャツワンピースはふくらはぎ半ばまで。その上から、これまたシンプルな白いエプロンを常に着用している。モノトーンで揃えられた装いだが、唯一色があるとすれば胸元で括った赤いリボンだろうか。スカートの下はガーターベルトで留めたニーハイソックス、茶革のレースアップブーツは靴底に鉄板まで仕込んで何があってもいいように。

懐中時計、白手袋、簡単な救急セットは常日頃持ち歩いている。右太ももに空のホルスターを付けているのは、過去に所持していた拳銃の名残。

【 魔法 】
① 物質操作 『 Tea - Party 』

1時間以内に自分が触れたものを、好きに操ることができる魔法。
大きさ、重さによって操作精度が下がっていくため、自分の身体より大きいものは操れない。
「 こう……自分の好き勝手に動いている様子が想像できなくて。」とのこと。

個数は小さいものだったら複数、大きくなるほどに操作個数が減っていく。手のひらサイズであったらほぼ制限無し。
距離に関しては自分が地図や地理を把握してさえいれば制限がないので、手紙などを魔法を使って直接届けることも。ただしたまに通行人にぶつかる。

基本的には家事仕事の効率化のために使用されることが大半である。自分は料理を、魔法で掃除を。あ、手紙を出すのを忘れていました。


② 時間操作 『 c - lock 』

自分自身の時間を操る魔法。

常に持ち歩く懐中時計の螺子を巻いた分だけ、自分の動作速度/思考速度を、加速/停滞させる。
1回の使用における最長時間は1分。
クールタイムは5分間 ~ 。1日に使えば使うほど増えていく。
複数を併用可能だが、最長時間が減りクールタイムは増えてしまうので非推奨。
加速は脳や身体に速めた時間分のダメージや疲労が溜まるため、こちらも長時間の使用は非推奨。だが停滞に関してはあまり使う場がない。痛みを耐えるために思考速度をほぼ停止に近い状態まで停滞させる、そんな程度である。

思考速度を速くし、短い時間で考え事を長々としてみたり、動きを速めて料理や掃除を素早くしてみたりと、やはりこちらも家事仕事が主。

【 武器 】
回転式拳銃 ( リボルバー ) / 4インチモデルのコルト・パイソン____のようなもの。武器自体に思い入れはなく、これを使っていたのもたまたま手に入ったからである。物質操作で銃弾の軌道を動かし、必ず相手に命中させる戦い方をしていた。ただしそれは過去のこと。飼い主を見つけ、抗うことをやめた彼女にとって武器は不必要。自宅の棚奥に仕舞われている。非常事態にならない限りは使うこともないだろう。

【 過去 】
『 少なくとも拳銃を握っていた時の彼女は、 』
『 あんな風に、笑ったりしなかった。 』
『 同胞の血と肉塊ばかりを雨のように浴びて、』

『 ______笑えるはずも、なかったのだから。』

( ……後程更新予定 )

【 備考 】
好 / 誰かと共にいること、新レシピ考案、仕事、チョコレート、世話のかかる方
嫌 / 独り、死、暇、何でも1人で出来てしまう方

過去に受けた暴行により子供を孕めない身体である。彼女にとってそれは好都合でしかないが、子供が欲しいという願いを叶えられないことは残念らしい。

天使も悪魔も、元天使も人間も、フランにとっては須らく同じ存在。しかし神に関しては少しばかり思うところがあるようだ。
「 神様に愛されていたのなら、私は独りではなかったのでしょうか。」

【 一人称/他人称 】
「 私 」/「 貴方様 」「 貴方 」「 ○○様 」
基本的には様付けで、丁寧な口調が崩れることは滅多にない。

【 SV 】
「 お初にお目にかかります。フランツィスカと申します、姓は御座いません。どうぞお好きにお呼びくださいませ。」
「 何かお困りでしょうか。私で宜しければ、お手伝いさせてくださいませんか。」
「 申し訳ございません。次の仕事まで一分を切っておりますので、私はこれで失礼致しますね。」

「 おっしゃる通り、私は元天使でございます。ですが、私は死にたくありません。何でも致します。ですからどうか、神に捨てられたこの身に貴方様のご慈悲を頂けないでしょうか……ッ 」

「 家事の一切はお任せくださいね。何か食べたいものは御座いますか? それともお湯を沸かしましょうか。もしお休みでしたら、寝具の準備をして参ります。何なりと、お言いつけくださいな。」
「 お出かけですか、主さま。でしたら私もお供致します__あら、女性に会いに、ですか。それは大変失礼致しました。ご武運を。」

「 性…………、あぁ、夜伽の。それは、まったく構いませんが…………その、ご満足いただけるよう、頑張りますね? 」

「 お下がりくださいませ。この先は我が主の邸宅、用件でしたらまず私がお伺い致します。」

「 どこに行かれるのですか、ご主人様。ちゃんと、私の元に戻ってきてくださいますか。」

「 元天使。失礼、同胞でしたか。この仕打ちは私自らが望んで行っているもの。貴方に庇われる筋合いなどはありませんから…………主さまの機嫌を損ねぬうちに、早く消えてくださいね。」

「 ぃや、いや、いやです、いやですいやです、ご主人様ッッ!! 何か粗相があったのでしたら謝罪します、すぐに直します、どんなお仕置も喜んで受け入れます……! ですからどうか、どうか、私を捨てないでッ……!! 」


( 2022 . 2 . 15 / 設定投下 )
( 2022 . 2 . 16 / 過去項目追加 )
Picrew/「天使ちゃんメーカーDECO」様より拝借
容姿、髪型などの参考までに。
春日さん (886u3j57)2022/2/18 04:57削除
【 既存関係 】

▼ 飼い主
/ rico = Leraie
「 手のかかる良い主さまです。朝から晩まで沢山の命令を下さいますので、毎日充実しておりますわ。……少しばかり気まぐれで、カジノにお熱なのが玉に瑕ですけれど。」

▼ お茶会仲間
/ Lucas・Casper
「 ルーカスさまは大変お優しい方ですね。珍しいお茶やお菓子などを教えてくださいます。僅かに血の香りがするのですが……誰しも秘密は持ち合わせるものですから。 」

【 関係募集 】

▼ 元飼い主さん ( 出来れば男性の方 )( 何かのきっかけがあってフランを手放した )

▼ おともだち

▼ レンタル使用人を買ったことがあるひと

▼ フランを狙っているひと

▼ 使用人仲間 ( 誰かの奴隷、使用人の方に限る )


※ 恋愛、性行為は背後の描写力が拙くなるため『 NLのみ 』でお願い致します。


その他の関係も随時募集しております!詳しくは 春日 まで~~🙏




( 2022 . 2 . 18 )
返信
返信1
さん (8898tinm)2022/2/15 22:07 (No.14880)削除
【名前】ルーカス・キャスパー(Lucas・Casper)
【性別】男
【種族】人間
【年齢】22
【性格】
清廉で、潔白で、人格者を体現したかのような男。善人であり、誰にでも等しく手を差しのべる。
世話焼きのきらいがあり、困っているひと、傷ついているひとを放ってはおけない。それが人でなくとも。元天使であっても、助けようとする。
温厚だが争いを避けている訳ではなく、人々を守るためならば進んで剣を取る。争いが好きか嫌いか、と問われれば「好まない」「だが必要があればそうしよう」と答える程度。
ーそんな彼の欠点をあげるのならば、信心深いところであろうか。
信仰を捨てた世界で、ただ「信じるものは救われる」と唱えている。それは、異端とも言えるだろう。だが、それを上回るほどに、彼は他者から好意的に見られていた。

【容姿】
人好きのする甘いマスク。つり目の瞳は透き通るようなアクアカラー。よく見るとハイライトは少なく、渦を巻いている。口はいつも穏やかな笑みを湛えている。口許の黒子がチャームポイント。柔らかいゴールデンブロンドの髪。左目の上のあたりで前髪を分けて、長い髪は耳にかけている。右側は耳にかけないことも。髪の長さはうなじほど。顔に反して身体はがっしりとして筋肉質。分厚い、太い。手足も大きい。身長も190cm近くある(正確には187cm)。普段は黒いタートルネックにサルエルパンツというラフな服装。サルエルを選んだのはこの方が足技を出しやすいから。動きやすい服装を好む。街の外に魔物を討伐しにいく時は白亜の鎧を身にまとう。体格も相まって鎧姿の威圧感はかなりのもの。

【魔法】
『灯火よ』
光を作る魔法。彼が願えば、どこにでも。眩い光の玉は現れる。
光量はある程度調節可能。常夜灯のような穏やかな光から、見たものの目を眩ませる閃光まで好きに作ることができる。
直接的な攻撃能力があるわけではないため、基本的には目眩まし→物理で斬るの戦法を取ることになる。戦闘よりも日常生活で役立つ魔法。
【武器】
ロングソード。騎士が扱うそれである。
拳ももちろん強いため、素手でも戦闘可能。
【職業】
魔物の討伐ならびに街の治安維持をこなして生活している。。
他の都市に比べ戦に慣れた人間が少ないハ・ルーンに拠点を置いている。助けを求められれば何処へでも向かう。ただ、ゲドランタの雰囲気はあまり得意ではないらしい。ハ・ルーンに拠点を置くのは、穏やかな空気が性に合っていたのもあるのだろう。
【人称】
一人称:私
二人称:あなた、君

【備考】
天使には礼讃を。彼は天使に対しては恭しく、敬虔な態度を取る。
悪魔には警戒を。間髪入れず斬り込むことはないが、目を離すことはないだろう。
元天使にはーーー求められるのならば、救いの手を。助けてほしいのならば、その通りに。彼の優しさは元天使にも等しく与えられる。
ーただし。元天使が「己が天使だったこと」を強く主張したならば。周囲の人間が「元天使であること」を理由に元天使を虐げたならば。彼は「元天使が天使だったこと」「堕ちたとしても、天使としての輝きは残っていること」を証明しようとするだろう。彼だけの方法で。

「あなたは天使なのでしょう。翼をもがれて、外から見ただけでは分からなくなってしまったけれど。ええ、ですから。
服を剥ぎましょう。皮を剥ぎましょう。光はあなたの内にある。……まだ見つかりませんね。では、腹を裂きましょう。四肢を削ぎましょう。頭蓋を砕きましょう。胸を空けましょう。
あなたは天使なのでしょう。あなたの裡にこそ、神があなたに与えた光がある。天使としての光が、あなたの裡にはある。はい、もう少し開いてみましょうか、ではー」

「ああ、肉塊になってしまわれた。骨も肉も何もかもひとつになって……。それでも、あなたに光はなかった。ー可哀想に。あなたは天使ではなかったのですね」
(何の疑いもなく元天使を傷つける、そんな彼の姿があってこそ、彼を好意的に見ている人間も少なくはない。元天使がぐちゃぐちゃになるところ、見ていて楽しいでしょう?)

【好/嫌/苦手】
好:クラムチャウダー、人助け、食事、鍛練
嫌:特になし
苦手:暗闇、細かい作業(力加減が難しい)
【SV】
「ルーカス・キャスパーと申します。ルーカス、とお呼びください」
「林檎を、ですか?もちろん砕けますよ、片手でよかったですね?」
「私は、困っているひとを見捨ててはおけないのです。それだけですよ。見返りも何も不要ですから」
「私の魔法は……灯火は、太陽と似ているのでしょうか。いつか、見てみたいですね。黄昏以外の空というものを」
「食べることは好きですよ!いくらでも食べられますとも!……ごほん。身体は資本ですし、食事は健康な身体を作るのに必要不可欠ですから。はしゃいでいませんよ、本当です」
「……ええ。あなたは天使だ、今もなお。あなたの天使としての光はきっと、あなたの内にまだ……」

【関係募集】(男女問わず)
・友人
・犬猿(悪魔or人間)
・過去に助けたひと(種族問わず)
基本なんでも募集してます!条件が揃わなければルーカスから元天使を虐めることはないです。お気軽にお声がけください!

最終更新.2022.2.15
picrew「呪い系男子めーかー」/のよい様作 より
さん (8898tinm)2022/2/17 23:31削除
【既存関係】(敬称略)
◇デジール・リヴィエール
犬猿の相手。会うたびに小言を言う。説教もする。
「デジールさんは少々……、いや、かなり奔放な方です。少しは人の話を聞いて欲しいものですね」

◇フランツィスカ・フィーネ・オストヴァルト
お茶会友達。よく紅茶とお菓子を持ち寄ってお茶会をする仲。
「フランさん!とても良い方ですよ。彼女の作るお菓子は絶品で……!ふふ、次のお茶会が楽しみです」

【関係募集】
・友人
・よく世話を焼かれているひと
・助けられたことがあるひと

パッと思い付くのがこれぐらいなので表記は少なめですが、どんな関係でも募集しております!お気軽にお声がけください!
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大豆さん (88bl00n5)2022/2/17 01:12 (No.14994)削除
[ 名前 ] IA ( イア )

[ 性別 ] 女

[ 種族 ] 人間

[ 年齢 ] 23

[ 性格 ]
純新無垢な少女がそのまま大人になってしまったかのような性格。なんでも人の言うことを信じ、それが嘘だと疑わない、その心は決して穢れを知らない清廉潔白なもの。そして、現代では珍しく天使を信仰する家庭に産まれた奇特な人間でもある。幼い頃から、いもしない神に、天使に祈る日々を送る彼女には、元天使はどのように映るか。
答えは簡単。救うべき存在。こんな人間の欲望渦巻く穢れた世界に彼らはいるべきではなく、他の誰かに穢されるより先に自分が解放して差し上げなくてはいけないと考え行動する。
しかし、その行動は全て彼女本意。
彼女の意味する「解放」とは、元天使の「死」を意味するのだから。
ただ無意味に殺すのではない。
殺した元天使に祈りを捧げるその少女の姿は、誰が見ても真剣にその天使だったものに哀悼を捧げているのだから。


「あぁ、私の天使様。どうか、その魂が浄化されますよう___」



では悪魔は__?
その目には何が映る?嫌悪?軽蔑?
__何も、映らない。
悪魔など知らない。悪魔など彼女の世界には存在しない。いないものを見るわけがない。
故に、映らないのだ。



[ 容姿 ]
ラベンダー色をした髪を、肩まで伸ばしていて、横髪を緩くウェーブさせている。瞳は血に濡れたような真っ赤な色なんだとか。この色はみんなが怖がるから、と滅多に瞳を合わせて会話をしない。瞼はいつも眠そうに下げられていて、はっきり開いても垂れ目がちになる。
肌はあまり日差しが強いところを好まないせいか、陶器のように白く、また着痩せする体質で全体的に細めのスタイル。だいたい、起伏の少ないすとーんとした身体付き。
服装は祈りを捧げる時は真っ白なレースのワンピースを。それ以外は不相応な大きい黒のコートを上から羽織っている。
曰く「最初の私の天使様から頂いたのです。これだけは、肌身離さず持っておきたいのです。」と。
身長は157cm。



[ 魔法 ]
Pass the gate( パス・ザ・ゲート)
簡単に言えばテレポート出来る魔法。
条件があり、まずテレポート先が「動物」であること。人間も元天使も一応悪魔も、この世に生きているのなら、それは彼女の中で「動物」とみなされる。
そして、その対象と一度接触していること。
この時の接触は直接触れる事を指す。
ただ、今まで接触した全員とまではいかず、10人以上越えたら古いものからマーキングが消えていく。
この条件さえ揃えばいつでもその人の元にテレポートすることが出来る。
そして、そのテレポート場所は彼女自身が選べ、有り体にいえば、目の前に現れることもあれば、「今貴方の後ろに」なんてこともできるのだ。



[ 武器 ]
大きな鎌。
高さは自分の背丈より少し低い120cmくらいのもので、持ち手から刃にかけて真っ白な特注品。
普段は家の物置に置いてある。



[ 職業 ]
ハ・ルーンの人里から少し離れた所でひっそりと暮らしている。
そこで細々と薬屋を営んでいる。
元天使を蔑ろにするハ・ルーンの人々を内心軽蔑しながらも、大事な思い出の詰まった家を捨てたくないとの思いから、自分の思想は大っぴらに話している訳では無いが、何人か火刑になりかけた元天使を「解放」している。



[ 備考 ]
like / 天使様、神様。強いていえばハーブティー
don’t like / 元天使様を蔑ろにしようとする人、脂っこいもの


"イア"という名前は基本彼女が名乗る名前。
本当の名前は言えない。
それは一度どこかの悪魔が呼んだ穢れた名前であるから。そして、悪魔と出会った記憶とともに封じ込めたもの。
彼女は誰かに名前を取られたと思っているのだ。
もうその悪魔の名は思い出せないが、もしまた会ったならその時は___


幼少の間、イアは元天使の青年と暮らしていたことがある。その元天使は既にイアの手を離れてしまったが、今も尚探している。
「あの時はまだ力が無かったの...でも、今ならきっと素敵に送ってあげられるわ!」

一人称 / 私
二人称 / 基本は○○さん、元天使や天使には様。

[ SV ]

「ごきげんよう、私はイア。よろしくお願いします。」

「今日の献立は...あぁ、買い物に出なければ食材がありませんね...。こういう時、誰か頼める人がいたら...。」

「元天使様を全て救うまで、私は死ねません。えぇ、それがたとえこの世界の理念に背くものだとしても。穢れたこの大地は、天使様には似合いませんもの。」

「あぁ、やっと見つけた、私の天使様!どこへ行くんです?お待ちくださいまし、動かれると1回で楽にして差し上げられませんのに...あぁ、あぁ、申し訳ございません、そういう趣向の方だったのですね、それならば!貴方様の意向に答えましょう!」

「...しにたくない?いいえ、いけません天使様。貴方はこの世にいてはいけません。この世は穢れすぎている。こんな場所に天使様がいるなんて耐えられません。大丈夫です、天使様はこれから、元いた場所に戻るだけ。ね、そうでしょう?」

「____わたしのなまえ、かえして。」
こあくまめーかー2nd様にて作成
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うるしじゃないよ。うるし 。さん (8886t07n)2022/2/14 16:12 (No.14690)削除
《お先に》
私のキャラは何をされても大丈夫です。暴力を振るおうと、性奴隷にされようと、腕を斬られようと、拷問されようと、ほんとに何をされても大丈夫です。酷いことをされる前になにか忠告や、相談、というのはしなくても平気です。中の、うるし 。がサミュエルの責任を取ります。
ですが、ロスする場合は私との相談は必ずするようにお願いします。

それでは長い設定をご覧ください。/

*名前
Samuel = Renard (サミュエル = ルナール)

*あだ名
サミュ、ルナ

*性別
♂︎

*種族
元天使

*年齢
22

*性格
周囲の目をあまり気にせずに、自分がいいと思ったそのまま突っ走ってしまう。よく言えばマイペース。悪くいえば暴れ馬と言ったところか。関わりをもった人は彼の我儘で気まぐれな子供っぽい性格にあきあきしてしまう人も然り。そして、すぐに調子に乗る癖があるため、元天使としては最悪の条件が揃ってる。気に食わないことがあれば、すぐに他人に歯向かう態度をとるので、同じ元天使たちからは「やめてくれ」と言われている。元天使とバレたときの反撃を周りは恐れているが彼がそんな言うことも聞くはずがない。

でまかせで出た言葉の数々は重みはなく、軽はずみして、そのまま消えてしまいそうな、シャボン玉。赤い瞳に引き込まれてしまえば最後、彼のおしゃべり相手にされるだけ。顔からは想像ができないくらいの男感を感じるが、痛々しい事件…いや、元天使としての宿命といったところだろう。奴隷扱いされた時には女の顔になるとか。それがウザイ、穢らわしいという理由で散々な目に遭うのなんて日常茶飯事で彼は慣れたようだった。

でもその出来事に怯えているのは確かだった。

逆にここまで生きてこれたことが不思議に思っている。

自分が女っぽい見た目のことは特になんとも思っていないらしいが、今までに性奴隷にされてきた経験を見れば一目瞭然で相手はほぼ男ばかり。女も相手はしたことあるが、その相手の女はだいたいレズのことが多い。
犯されようと、暴力をされようと、少しはプライドというものがあるから抵抗はするが、されてしまえば最後、その人に従えと言ってくるめんどくさい脳みそを持ち合わせている。
天使だった頃の、神を信じていた『崇拝』の心が未だ残っているのだろう。

自分が元天使といった、天使のおちぶれで、誰からも必要とされていないことは知っている。だから、自ら命を投げ出そうと、頭のどこか片隅にはいつもある。
暴力を振られたって、何をされたって、「大丈夫」と言えるのは毎日死について考えているから。それすらも贅沢という人はいるかもしれないが、そんなのは彼にとってはただの杞憂にしか過ぎない。なぜなら彼はマイペースなのだから。周りの目を気にしないのだって、無理に歯向かうことも全部「自分はいつ死んだっていい。自ら命を絶つことを優先したい」と思っているから。だから自分のしたいことをして生きている。自ら命を絶つ、なんてことはもしかしたら禁忌なのかもしれないが、やっちゃダメよ。と言われたことをやる時がいちばんワクワクするのだから。好奇心を掻き立てられる。

「安寧なんてない元天使が、色んな酷いことをされて、結局自ら命を絶つって、なんか凄く皮肉じゃね?俺はそー思っちゃうんだよなぁ~」

「必要とされてないならいーっしょ。何処で死んだって。でも流石に彼奴らに殺されるのはちょっと気が引けるから自分で死ぬ。」

___でも、それでも、こんな自分を愛してくれる誰かがいるのなら話は別かもしれない。

*容姿(画像参照/表情差分等)
よく「女の子みたいに可愛いねぇ」と言われるような幼い子供をみるだろう。彼はまさにそれで、顔立ちはくっきりとしていて、男、というよりも女の顔立ちをしている。体のラインが細いうえ、真っ白な肌をもっているからか、見た目だけじゃやはり女に見間違われる。
目はいつでもどこかを見据えていて、まつ毛が眼球に入ってしまいそうな長さをしている。瞳の色は原色の赤で、変な色は一切入っていない。こんな瞳に見つめられたらどうなってしまうのか。
白色の襟足は首筋まですーっ、と綺麗に沿っている。ハーフアップで周りの髪の毛をまとめてある。ハーフアップを下ろすと肩に着くかつかないかくらいの髪の長さ。外サイドの髪の毛はピンク色になっている。
ナイフで切れ込みを入れたような薄い唇。
雪のように真っ白な肌には今までに散々犯された跡や、散々暴力を振られた跡がついている。キスマから、男の強い力で押さえつけられたであろう跡まで生々しく体に刻まれている。元々翼があったであろう傷も分からないくらいに。これも全て元天使の宿命とやつなのだけど。視力があまり良くないらしく、丸眼鏡をつけているが、視力が悪いのうんぬんの真実はわからない。
手の先まですらっとした細さで、指の間接部分は少し赤みがかっている。
女装趣味は全く無く、服装は22歳らしい格好をしている。
身長170、体重は59キロ。身長の割にはやはりあっていない体重。

*魔法 1
Jellyfish(ゼリーフィッシュ)
日本語で海月という意味。

この魔法を使うと、硝子のように綺麗で透き通った紫色の海月(複数)が彼の周りにぷかぷかと浮き始める。
彼が合図を出すと、瞬く間に対象者の周りを囲って、硝子の毒針を対象者へと飛ばす。

攻略方法は硝子の海月達を割るしか方法はない。
海月たちを割ったら、生成するまでは暫く時間がかかる。海月たちを壊すことによっての、彼へのダメージは無し。だが、壊された海月を生成するとなると体力がごっそりと持っていかれる。

*魔法 2
Poison Pandemic(ポイズン パンデミック)
日本語で言うと広がる毒。
広範囲に毒ガスをばら撒く魔法。魔法発動時、大きな雲が自分たちがいる空を覆い、そこらから毒ガスが降り注がれる。その毒ガスを吸うと、呼吸困難までとは行かないが、息がしにくくなり、体がぐらつく。そして目眩しの効果もある。そこまで強い毒ではないことは分かる。強い毒を放つこともできるが、それはしない。何故なら、この毒ガスは自分で吸っても効果が出てしまうから。この魔法を使う時はガスマスクが必要だが、サミュはしないことの方が多い。慣れ、というものは怖いもので体は蝕まれている筈なのに、余裕綽々と使う。

*武器
2mちょっとの金属の槍。
先は尖っていて、とてもファンタジーチックな見た目をしている。先端から下にかけて細くなっている。
サミュ自身、槍の使い方は慣れていてちょっとした技もできるとか。そこそこ使い方は知っている。普段はペンくらいの大きさになっていて何も無いところで振りかざすと本来の大きさになる。

*SV
<普段>
「サミュエル=ルナール。サミュでいーよ。俺の名前なげぇし、覚えにくいだろ?サミュ。これが一番覚えやすいだろ。」

「ん?あんなことする理由?あんなことって…あぁ、そーいう事ね。別に俺、自分のことどうでもいいんだよ。命は大切にしろ、とかって言葉、俺には似合わないねぇ…。儚くて尊いとかわけわかんねぇ。」

「人権が無い人間に何の用ですか~。…はぁ、まーた間違われたって訳?俺は男。お前は…あぁ、元天使…なるほどね。え?俺も元天使だけど。…はぁ?証拠って…んー、あぁ、じゃあ、これ。これでどうよ。男のお前だから見せれる証拠。散々うるせぇ奴らに付けられてきた傷と、元々翼があった傷。これでどう?(はは)」

「お前さぁ、さっきから体大切にしろしろうるせぇよ。同じ種族だとは思えねぇほど命の価値観に違いがありすぎるだろ。別に俺の体なんだから何したっていいだろ。どんなおっさん、おばさんに抱かれたって、暴力振るわれたって、お前にはなんも迷惑かけてねぇじゃん。ってか、そもそも人権ない俺らなのに体を大切にする、とか無理じゃね?(ははは)」

<元天使とバレてない時>
「なにおっさん。なーんでそんな驚いてんのさぁ。俺は男。確かに見た目からしたら女っぽいけどさぁ?なに?ナンパ?ごめん、俺そういうの興味無いんだわ(はは)あー、まぁまぁ、おっさんくらい金持ちだったら俺、別に体預けてもいっかなぁ~(ふふ)」

「んぁ?この傷?あー、まぁ、ぶつけた。えぇ?嘘って分かっちゃう~?いやいや、人の傷のことはどーでもいいんよ。ほら、向こう行こ。こっちはうっさいの多いから。アガルタの人間は声でけぇ奴が多いんだよ…。お前みたいなひ弱な女の子には行かせらんねぇって。」

「あっぶねぇな。おばさん、どこの奴?…ふーん、あそこの人間か。だからそんな気性荒いの?(あはは)おっと、あぶねぇってだから。手出すのはまだ早いんじゃねぇの?おばさん、俺の事か弱い女の子だとでも思った?ざんねーん。正解は男でした。女の勘ってやつは歳をとると鈍くなるらしいッスよ。(ふふ)」

<元天使とバレた時>
「あー、俺の事つけてきたって訳?なーるほどね。流石、俺とは頭が違うねぇ~。いやぁ、参っちゃうなぁ。俺、そんなに元天使っぽかったか?ま、そちらの人間さんは俺らの見え方なんて普通の人間と怪物を見てるくらい違うもんな(はは)」

「これ?これは俺の魔法。可愛い海月たちだろ?コイツらと遊んでくれんだ?んー、長期戦になるなら嫌っつーか、どうせお前らのことだから俺のこと性奴隷なりなんなり、そこら辺にさせるんだろ?わーってるつーの。別に俺は慣れたもんだからいいけどさぁ…あぁ゛…ほんっとめんどくせぇ奴ら。」

「っはぁ…!ははッ…元天使とわかった瞬間これかよ…ッ、はっ、こんなんじゃ俺は死なないよ、馬鹿だなぁ、ほんと(あはは)あ゛っ…い゛っ……てぇなぁ……はいはい…分かりましたよ…… 突っ込めばいーじゃん。俺の口で良ければ、ね。 あ 。(口を開ける仕草)」

「あ…?監禁して何日目か…?そんなん知らねぇよ…。んぐっ 、 んだよ、あぁ?『綺麗な顔してんのに勿体ない』って…お前が勝手にここに連れてきたんだろ…?は、?震えてねぇよ。気のせいだって。…『その顔がムカつく』って…あぁ、よく言われるよ。そんなこと。俺の女みてぇな顔が嫌いだってね。あんだけ威勢良かったのにボロボロになれば此様。…なに?また変なプレイでもさせる気か?」

「そいつに手だすなら俺の方が可愛くね?(ふは)見る目ないねぇ、おっさん。あ、おっさんと言うよりもお兄さん、かな。ごめんごめん。俺、人の顔みて年齢とか判断すんの難しいんだわ。ほら、そこのお前。早く逃げな。お前は今死ぬべきじゃねぇだろ?俺のことは気にしなくていーからさっさと立ち去りな。俺の事はどーでもいーからさ。…えぇ?名前?あー…サミュ、それだけ覚えてればいーよ。…で、おっさんは俺とナニがしたい訳?(あはは)」

*関係募集(男女問いません)
・可愛がってくれてる元天使以外の種族の人
(サミュのことを元天使だと気づいていない)

・仲のいい元天使

その他の関係も全然募集中でーす🙌🏻
https://picrew.me/search/creator?crid=78320
メーカー主様のURLになります。
うるしじゃないよ。うるし 。さん (8886t07n)2022/2/17 00:52削除
*関係
親友 / Alto・Shudel(アルト・シューデル)

*関係募集(男女問いません)
・可愛がってくれてる元天使以外の種族の人
(サミュのことを元天使だと気づいていない)

・仲のいい元天使

その他の関係も全然募集中でーす🙌🏻
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小鮫さん (88a1cxwi)2022/2/15 23:15 (No.14888)削除
【名前】Kyle・Lewis(カイル・ルイス)
【年齢】24
【性別】男
【種族】人間

【性格】外面の良い爽やかな男性、笑顔を忘れる事無く挨拶をする、といった表の姿だけ見れば彼は間違い無く人々に好かれるタイプの人間だろう。しかし彼をよく知っている人物程彼には寄り付かない、理由は単純、カニバリストだから。安易に近付いて心を許してしまうと殺されてしまう、それは人間だろうと悪魔だろうと天使だろうと同じ事。それ故に彼は表の面に騙された女性や行き場を探す天使を教会へ呼び込み機会を伺っては食べるのだ。優しく慈愛に溢れた言葉を並べる様はまるで本物の神父のようでやって来た人々を誰だろうと受け入れる懐の広さは心優しい人間そのもの。だが甘い蜜には危険が付き物、笑顔の裏に隠れた食欲に気付く事が出来る人物はどれだけいるのだろうか。

【容姿】さらさらと糸のように綺麗な金髪、横髪は顎程までの上の段と肩までの下の段になっている、前髪はバラついたM字型。全体的に不揃いで素人が切ったような仕上がりの髪型になっている。目は水色でややたれ気味、穏やかで愛想の良い顔をしている。所々糸の解れや汚れのある黒のカソックに金色の刺繍が施された白のストラ。足元は汚れや傷の目立つ黒のブーツ、手元には綺麗な皮の黒手袋を着用している。神父服は元々教会に置いてあった物らしくあまり綺麗では無い。
【容姿参考】泥ん子様

【魔法】「Look at me」目線を強制的に合せる魔法、魔法を発動している間誰か一人と目が合うと魔法を解くまでお互い目線が外れなくなる。場合によっては多少の拘束になり得るがそもそも目が合わなければ意味が無いうえに目線が合うだけ、という事を知られていれば大した効果は望めない為強いとは言い難い魔法だろう。

【武器】「包丁」持ち手がゴム製の黒色のよく切れる包丁、それはどこにでも売ってるような物でなんの変哲も無い。刃が欠け買い替えればまた別の包丁になるだろう。

【過去】幼少期、少年にはとても可愛がってる妹がいた。毎朝起こされては一緒にご飯を食べ寒い冬を暖炉の前で共に越す。ずっと続くんじゃないかと思える程幸せな日々は突然の終わりを迎えた。最愛の妹はある冬、少年が少しの間外で遊んでいる隙にうっかり暖炉に飛び込んでしまった、否、家に火がつけられ暖炉のような家に閉じ込められてしまった。喉が焼け助けを求める事も出来ず手足が爛れ煙に包まれ意識が遠退き、やがて火の海の中命を落としてしまった。少年が帰ってくると其処には真っ赤に燃え上がった家、家の近くに転がったマッチと木の枝。僕たちの幸せは簡単に壊れてしまった。何処かへ行ったきり帰って来なかった母親も名前も知らない父親も、自分だけを甘やかしてくれた可愛い妹も、あるはずの物は全部無くなってしまった。__次の日の朝燃え尽きた家の中からこんがりと焼けてしまった妹を探し出すとそれはあまりにもいい匂いで。このまま別れてしまうのならいっそ一緒になれば失う事なんて無い、そう思った少年は美味しく愛するように心を込めて妹を食べた。これ程美味しい食事をしたのは人生でこの時だけだろう。それからは「2人」で冬を越し廃墟となっていた教会に住み着き訪れた客を食べる生活へ変わった。身体を取り込めばきっと魂までも自分の腹の中に閉じ込めれるはず、それならば妹が寂しくないように___________。

【sv】
「私はカイルといいます、この小さな教会の神父で御座います。お気軽にカイとでもお呼びくださいな。」
「えぇ、此処は人々が近寄らぬ場所、貴方に安息の一時を与えるでしょう。」
「どうか怖がらないで、私は貴方に救いを与えたいだけなのです。神を信じられないのなら私を信じて。」
「これはウミガメの肉を使ったスープですよ、珍しいですから食べ慣れないのでしょう。」
「心配為さらないでください、何も怖い事は無いのですから。貴方を妹に紹介したいだけです。」
「ハンナ、ハンナ、友達とは仲良くやれてるか?喧嘩はしちゃ駄目だからね。」
「今晩は美味しいステーキですよ。」

【備考】神を信仰する事無く都合が良いという理由だけで神父のような振る舞いをしている、毎朝祈り教会の掃除をして、しかし常に頭の中にあるのは妹の事ばかり。妹のためならば食人も殺害も平気でやれる男、妹の名は「ハンナ」という。ルオンにある古い廃教会に住み着いている、教会の庭に作った小さな畑の農作物でやり繰りしてたり物々交換したりとかなり質素な生活をしている様子

【関係募集】
・よく物々交換をしてくれる人
・教会に遊びに来てくれる人
・カイルの食人を知ったうえで仲良くしてくれる人
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